おてもなし

おもてなしません。備忘録的なレシピを書いたり、雑多なことを書いたりします。

そうだトマトソースを煮よう

ストックがあると何かと便利なので、トマトソースを時々多めに作ってタッパに保存している。

他所の流儀は知らないけど、僕はこんな感じで作るぜと云う備忘録。

 

材料

玉葱:半玉~1玉

にんにく:2ピース(2片)

トマト水煮缶:300グラム2缶 賽の目切りが良い

ローリエ:2枚

オリーブオイル、塩(ハーブソルトでもよい)、胡椒、赤ワイン

 

調理方法

1.材料の下ごしらえ

 玉葱をフードプロセッサーでペースト状になるまで刻む

フードプロセッサーがない場合はおろし金ですりおろす。手作業の場合玉葱がばらばらになってなかなかにままならないが、そこは頑張る。

にんにくは半分に割って芽の部分をフォークなどで取り除き、上から軽くつぶして割れ目を入れ、火通りをよくする。

手慣れていれば包丁を横にして上から押すとすぐ潰れるけれど、何しろ刃物だし危険が伴うのでしゃもじやグラスの底などを使ってもよい。

2.にんにくオリーブオイルを作る

フライパンににんにくを入れ、オリーブオイルを入れる。分量はそんなに厳密でなくてよいが、大匙3ぐらい。

フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れたら火にかける。

にんにくオリーブオイルのときは材料が先、火入れが後。

オリーブオイルが温まってにんにくから気泡が出始めたら弱火に調整し、時々ひっくり返しながらにんにくがきつね色になるまでゆっくり加熱する。

このとき、トングがあるとちょう便利。

調理のいろいろな場面で活躍するので、30センチ程度の金属製トングは1本持っておくのがおすすめ。

IHコンロだと難しいけれど、可能ならフライパンを傾けてオリーブオイルの中でにんにくを揚げるような感じにすると具合がいい。

にんにくが程よく色づいたらいったん取り出し、火を止める。

取り出したにんにくは包丁で細かく刻んで玉葱に加える。

僕は包丁を使うのが面倒なので玉葱を取り出す前のフードプロセッサーに入れて軽く回すことにしている。

3.玉ねぎを炒める

にんにくオリーブオイルの入ったフライパンに再び火を入れ、ペースト状にした玉ねぎを炒める。

玉葱がやや透明になってきたくらいの頃合い(5分はかからないかな)でカップ2分の1(100ml)の赤ワインを入れる。

4.トマトを入れる

赤ワインのアルコールが飛んだらトマトとローリエを入れる。

全体が良く混ざるよう、焦げ付かないようにそっとかき混ぜながら水分を飛ばす。

途中、気泡でソース飛び散ってが激しく手元を攻撃するようになったら火力を弱め、やけどしない程度に調整する。

とはいえ多少熱い目に遭うのは避けられないので、ソースを混ぜている方の手に使い捨てのシリコン手袋などをしているとより安全だ。

あとは根気よくソースを煮詰めてゆく。

5.完成

ソースを混ぜているしゃもじ、あるいは木べらでフライパンの上をなぞった際、戻ったソースでフライパンの底が見えなくならないくらいまで水分が飛び粘度が高まったら塩胡椒で味付けをして完成。

(煮詰まる前に味付けすると塩辛くなりがちで調整が難しい)

火を止めて粗熱が取れたら適当な容器に移す。

6.保存期間、つかいかた

冷蔵でも1週間くらいは悪くならずに使える。

それ以上なら小分けにして冷凍すればより長期間日持ちする。

炒め物に入れる、煮物に入れる、カレーの隠し味に入れる、ベーコンやツナ缶などと合わせてパスタソースにする、など用途はご随意に。